【レポート】「第6回 女子たちのファッションとウェブ勉強会」

8/19(水)に「第6回 女子たちのファッションとウェブ勉強会」を開催しました。
ファッション業界だけでなくIT企業や流通、メーカーに勤務する方など、これまでで最多の19名の方にお集りいただいて情報交換をしました。

2016春夏コレクションの展示会シーズンがスタートするなかでテーマを「展示会」としました。
卸売りを中心とするファッションのデザイナーブランドは、春夏シーズン、秋冬シーズンに分けて年に2回、次シーズンに展開する商品の発注をいただく「受注展示会」を開催するのがこれまでの通例です。

第6回 女子たちのファッションとウェブ勉強会

ファッションの展示会には、東京ビッグサイトや代々木第一体育館で開催されるような大規模な合同展示会から、グループや単独で企画される展示会もあります。

勉強会に参加されたブランドに携わる方々が関心があるのはバイヤーとの関係の築き方でした。

バイヤーの動向としては下記のお話しが出ました。
– 大手セレクトショップをはじめ、リーマンショック以降から状況が変化。
– 現在は新しいブランドを積極的に求めていないのが実情。
– 売上の見込みがたちやすい、既にお取り引きのあるブランドの買い付けを継続して、別注商品で他店との差別化をはかっている。

新しいブランドなどには厳しいマーケット状況でも、ビジネスを確立しているブランドはあって、一番の強みはやはりクリエイションではないかという意見も聞かれました。
有力なバイヤーの手もとには文字通り山のように展示会インビテーションが届く中で、ご自身のインビテーションに手をとめて、展示会に足を運んでいただくためには、そのインビテーションひとつのクオリティにこだわることもポイントになりそうです。

第6回 女子たちのファッションとウェブ勉強会

オンライン上での展示受注システムも話題になりました。これまでのオフライン、リアルでの展示会と違ったかたちの提案ができそうです。また通年で随時新しい商品を追加していく形態のブランドにもマッチしそうです。

海外マーケットに向けた取り組みも話題となりましたが、英語でのコミュニケーションに課題を抱えるのブランドも多いようでした。

他業種の展示会についても情報をシェアしていただきました。
ご来場いただいたお客様に自社製品をご覧いただくだけでなく、わざわざ足を運んでくださったお礼や楽しんでいただくことにも大事にしていて、また出展者同士の交流もあって、ある種のお祭り的な要素も含んでいるようでした。

19名の参加者全員にお話しをしていただいて、案の定、時間がオーバーしてしまいましたが、お話しは交流会へ続きました。

第6回 女子たちのファッションとウェブ勉強会

乾杯〜!
第6回 女子たちのファッションとウェブ勉強会

交流会のケータリンングはYasoさんにお願いしました。Yasoさんはこの夏、「しごとデザインLab」というワークショップでご一緒した方で秋にお店をオープンするご予定です。
ご出身地の新潟の食材をふんだんに使った、やさしくて美味しいお料理をご用意いただきました。みんな大満足でした!

第6回 女子たちのファッションとウェブ勉強会

第6回 女子たちのファッションとウェブ勉強会

第6回 女子たちのファッションとウェブ勉強会

最後に恒例のみんなで記念撮影です。女性の参加者も多かったです!お疲れさまでした!!

第6回 女子たちのファッションとウェブ勉強会

第6回 女子たちのファッションとウェブ勉強会

第6回 女子たちのファッションとウェブ勉強会

次回、「第7回 女子たちのファッションとウェブ勉強会」は9/16(水)19時半〜、開催予定です。
詳細が決まりましたらお知らせします。みなさまどうぞご参加ください。