【レポート】第11回 あさってのファッションとウェブの勉強会

2016年最初の勉強会、「第11回 あさってのファッションとウェブの勉強会」を1月19日(火)に開催しました。

「2016年 気になるファッションとテクノロジー」をテーマに、前半はいつもこの勉強会にご参加いただいているミームグライダー株式会社 代表取締役 杉本宏史さんに開発中のオンラインサポートツール「chatoport」のご説明をいただきました。

あさってのファッションとウェブの勉強会

「chatoport」はチャットでお客様とコミュニケーションをはかるツールです。
今回、ご参加いただいた方のなかには、オンラインショップを運営していらっしゃる方や実店舗での販売をご経験の方、またWebサービスを提供する企業にお勤めの方などがいらして、それぞれの立場からご意見を伺うこともできました。
– 電話やメールでお問い合わせをいただく方とは異なる層のお客様との接点が持てそう
– チャットサポートが向いている業種と向いてない業種がありそう
といったご意見もありました。

chatoport

chatoport

あさってのファッションとウェブの勉強会

みなさんが「chatoport」に関心を持たれて、当初の予定時間をおしてどんどん質問や意見交換がなされたので、後半に用意していた、それぞれの方が今年気になっているファッションやテクノロジーをお伺いする時間がほとんどなくなってしまいました。

あさってのファッションとウェブの勉強会

お仕事の都合で懇親会からご参加いただいた方もいらして話題が尽きなくて賑やかに今年の勉強会がスタートしました。
お集まりいただきましたみなさまありがとうございました!

そして、勉強会のなかで私が気になっているものとしてお話ししようとしていたものを、せっかくですのでこちらでご紹介します。
ラルフローレンのニューヨークのお店で取り入れられているというフィッティングのサービスです。

The Oak Interactive Fitting Room

テクノロジーを利用した試着に関連したサービスでは、モニターに映し出された人に商品の画像を重ねることで脱ぎ着をしなくても試着体験ができるといったものが見受けられました。
これはそれとは違った視点でサービスを提供しています。
フィッティングルームに商品を持ち込むと商品についているRFIDタグが読み込まれてモニターに店舗の在庫情報などが表示されるのだそうです。試着したい商品をモニター上で選ぶとスタッフのタブレットに情報が表示されます。
ショップスタッフ側から考えると、フィッテイングルームの前で待機して「いかがですか?他のものをお持ちしますか?」とお声かけしなくてすみますし、お客様はご自分のペースで試着ができます。
従来のようにショップスタッフとコミュニケーションをはかりながらショッピングを楽しみたい方はそちらを、それを少し煩わしく感じるようだったらこのサービスをと選択できると幅が広がると思います。