【本】「HOLD THE WHEEL AT TEN AND TWO」

前職からお世話になっているritardan-do(リタルダンド) 工藤さんが、仕事を離れた活動で本を出版されるとご連絡をいただいて、「工藤さんが作るものが単なる「ラジコンの写真集」であるわけない!どんなのだろう。」と期待していましたが、軽く想像を超えたものでした。

HOLD THE WHEEL AT TEN AND TWO

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この本、先週末開催されたTHE TOKYO ART BOOK FAIRで手に入れました。


工藤さんもブースにいらして久しぶりにお会いしました。変わらずご活躍の様子、なによりです。
ページをめくりながら解説してくださいましたが、一枚の写真からどんどんストーリーが広がっていく、想像が広がっていく本です。あちこちに散りばめられたラジコン愛にニヤリとすると思います。ラジコンを知らない私でも楽しく、美しくどこか品格を感じる写真集です。
使わなくなった部品を再利用して大好きなラジコンの要素を毎日の生活に取り入れたらちょっと嬉しくなるでしょ?という気持ち、よくわかります。

–以下、ritardan-doのサイトより転載
Breathtaking scope of the issues

新たな視点から多くの論点を~
1 枚の写真から延々と想像や会話が続いていくような
それは一コママンガにも似た感覚かもしれません
R/C カーを作る、飾る、走らせる楽しみの他に、人に伝え~共有する
喜びを多くの人は持ち合わせています。
価値観を共有する方法が数多くある現代においては
一緒に走らせる仲間が近くにいなくても、瞬時に世界中の
友達と情報をシェアする事が可能です
何秒で走ったかよりも、時には何処を走ったか
人の目に触れる事の無い制作過程がストーリーに満ちあふれていたり
その一瞬を楽しむ事が意外にも新しい発見へ繋がる事を
皆心では知っています
何気ない日常の生活風景や想像をジオラマ化する事が
私にとって唯一のテーマです
この写真が多くの方々と新しい楽しみ方を共有するきっかけに
なる事を願っています

HOLD THE WHEEL AT TEN AND TWOはこちらのサイトからご注文可能だそうです。

そのほかにTHE TOKYO ART BOOK FAIRで手に入れたものたち。
工藤さんの本を販売していたブース、Vermikko Booksのトートバッグ。

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There is a tree between my window and here. 井上庸子さん
このパッケージを含めた作品全体の佇まいはため息が出ます。

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frogs 中村至男さん 単純な線で描かれるカエル。

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ねこふんじゃった makomoさん おへそが!

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TOKYO SALARYMAN TENUGUI 大嶋奈都子さん この手ぬぐいに同じサラリーマンはいないそうです。同じ人なんていないですもんね。

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出展していたブースの半分もまわれなかったのですが次の予定が入っていたので名残惜しくも会場を後にしました。

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