クリエイティブナイト vol.12 「編装会議」へ

ファッションデザイナーでアートディレクターで大学教授でもある津村耕佑さん主催のパーティー形式のファッション勉強会、編装会議に参加しました。
今回はかつて万世橋駅だった、線路と線路の間にあるカフェ&和酒 N3331クリエイティブナイトvol.12として開催されました。

「民族衣裳、ボンテージ、ゴス、パンク、ボディーアートなどなど、世界中の異色なスタイルの映像を見ながら、美味に酔うパーティー&会議です。ドレスコードは赤、思い思いの衣装でおこし下さい。着るアートも大歓迎。尚、秘蔵画像などお持ちくだされば、出来るだけご紹介したいと思いますよ。」〜津村耕佑

こんなメッセージが発信されていたので私も赤いニットで出かけました。
津村さん曰く、「意思を表す赤」だそう。

クリエイティブナイト vol.12

津村さんの視点で選ばれた1,000枚の写真がランダムにフラットに紹介されていきます。ひとつひとつの写真に津村さんがコメントをして、会場からは「おお〜!」とか「はあ〜!」といったため息がもれたり、どよめきが起きたり。ひとりひとりにサーブされる食事をいただきながら楽しみました。

クリエイティブナイト vol.12

コンゴ共和国の「サプール」。NHKの特集番組を見ましたが、裕福とは言えない生活を送りながらもお給料の多くをつぎ込んで高級ブランドの服でとびっきりのおしゃれをしてステップを踏んで街を歩き、決して戦うことをしない集団と聞きます。
津村さんの若かりし頃、80年代は毎週末がパーティで、多くの人が夜な夜な着飾って出かけていたけれど最近はそういう場が少なくなったよねというお話しも。
たまには気張って着飾って楽しむ時間を私も持ちたいですし、またそういう場を作りたいです。

クリエイティブナイト vol.12

バスキアがかけているこのサングラスはイッセイミヤケで津村さんがデザインして大ヒットしたのだそう。

クリエイティブナイト vol.12

これでもか!というハイウエストなデザインとやかん。

クリエイティブナイト vol.12

バシっときめたシルバー世代の男性たちの写真に会場からは感嘆の声も。

1,000枚の画像は、各国の民族衣装、3Dプリンタで作られた洋服、タトゥーで彩られたボディーアート、秋葉系、制服、最新コレクションショーなど本当に様々で、「装う」ことについて普段と違う視点から想いをめぐらせることができました。

パーティーの後半には参加者全員が自己紹介をして交流する時間も設けられて、津村さんを中心に会場がまとまるすてきな「会議」でした。
装うって楽しい!