3月17日に開催した、「あさってのファッションとウェブの勉強会」は、ビデオ会議システムのZoomを使ってオンラインで開催しました。
初の試みでしたが、参加者8人でパソコン、タブレット、スマホでそれぞれが自宅などから接続して、みんなで使い勝手を検証し、アイデアを出しながら進めていきました。そのレポートです。

今回の勉強会のテーマは『はたらく場所、はたらき方』でした。
新型コロナウイルス感染拡大防止対策のために、在宅勤務やリモートワーク、時差通勤を取り入れる企業が増えたり、学校が臨時休校となるなど、仕事や暮らしの広範囲な、様々な面で、変化が起きて、影響を感じることが多い日々です。参加者のみなさんと働き方や暮らし方の情報交換をしました。

今回はZoomでオンラインでの開催でしたので、参加者にそれぞれのビデオ会議の利用経験、利用状況をお聞きしました。Zoomを使って海外在住のお子さんに算数、数学、国語の学習指導を行なっている、Happy Study Support代表の小林さんには、画面共有の仕方や授業の進め方の工夫などを伺いました。他の参加者の仕事でのビデオ会議の利用では、社内の国内外の拠点をつないでの会議や、採用面接を行なっているお話がありました。暮らしのなかでは、卒業式をZoomで中継して親御さんが閲覧するというお話しがありました。

働き方の変化のなかで、在宅勤務を取り上げましたが、アパレルの仕事では、例えば生地の風合いや色味など、実際に物を見てお互いに確認する必要がある場面だったり、店頭での販売など、担当する仕事の内容によっては難しいといった意見がありました。また、業種を問わず、社外への持ち出しが制限されている情報やデータを扱う場合や仕事の習熟度によって在宅勤務は難しいといった声がありました。

第二部は短時間でしたが、「オンライン懇親会」として、それぞれ飲み物や食べ物を用意して勉強会と違ったリラックスした雰囲気でお互いに話しができました。

初心者が多いオンラインの会合であっても、進行の工夫でカバーしてスムーズに進められると思いました。
オンラインでの勉強会を終えて、ビデオ会議システムは、場所に縛られずに、ネット環境とアプリをインストールした端末で、どこからでも参加できて便利であることと、工夫次第で活用の幅が広がることを実感しました。