【新聞連載】57回目のコラムが掲載されました

「地域産業の魅力引き出す」

今回のコラムでは、山形・米沢発のストールを中心としたファクトリーブランド、「nitorito(ニトリト)」について書きました。

今回私は、米沢のnitorito本社を訪問して取材をして、生産工場も見学しました。
短い滞在時間ではありましたが、商品が生み出される環境や現場を訪れたことで、ブランドに込められた想いへの理解が深まったと感じています。
nitoritoはローカルに拠点を置いて全国へ発信していくことを肯定的に捉え、自分たちの特徴としている姿勢が印象的でした。

デザイナーの斎藤美綺さんは18年に神奈川県から米沢に移住して、Iターンで新卒で入社。米沢の緑豊かな環境に感動したそうで、地元の人々にとっては日常の風景を斎藤さんは新鮮な目で感じ取り、職人さんが長年やっている当たり前の工程や製品も、凄い技や工夫の詰まったものだと感じます。その体験から米沢と製品の魅力、「made in YONEZAWA」を多くの人に伝えたいとの思いを強くして、地域で20年以上、繊維産業に携わる鈴木健太郎さんの出会いからnitoritoが始動しました。
米沢の自然や風景、文化から着想した柄が落とし込まれた、周りの人に語りたくなるストーリーのある商品が共感を呼んでいます。

6月29日の繊研新聞に掲載されたコラム、「ちょうどいいといいな」をご覧ください。

=== コラム「ちょうどいいといいな」===
ファッションビジネス専門紙、繊研新聞「新興・個性派」コーナーに掲載。
外部の筆者として、ファッションやものづくりに関する中小企業ならではの新しい発想やユニークな活動を紹介するコラムを月1回寄稿。